国道428号線旧道

国道428号線起点「有馬道」 @レポート:神戸→吉川方面
国道428号線はその大部分を神戸市内で占める、其程長くない3桁国道だ。 整備状況は全線2車線以上の完全舗装されたわりあい走りやすい道だ。 市街地と住宅地である北区を結ぶ動脈のため1日の交通量は凄まじい。

国道428号線旧道 その1・旧道平野祇園神社前 「平野」から200m程山へ上るとすぐに旧道との分岐がある。 現道は天王谷川右岸を走るが、旧道は川を渡らずに左岸を走る。 因みに一般車は時間により通行規制されていいるので気を付けよう。

国道428号線旧道 その1・狭窄部分 こちらは生活道路であり、バス道となっているので このような1.25車線箇所などでバスと出会うと悲惨。 現在は「市道西服山1号線」となっている。

国道428号線旧道 その1・急カーブ 先の見えない急なカーブも数多く存在する、 崖を削り無理矢理道を通したようだ。 対岸の現道はちょうど短いトンネル「服山隧道」に入る所だが、 写真の場所はかなり大規模に山肌を削って道が付けられており 遥か頭上まで延びるコンクリ吹付工が施された法面を見ると こちらの方が幾分かましなようにも思える。

国道428号線旧道 その1・バス接近警告灯 場所によっては、バスの接近を知らせる警告灯も取り付けられている バイクでは難無い道だが、車は充分気を付けて貰いたい。

国道428号線旧道 その1・現道交差部 「山麓バイパス」の天王谷IC付近で、現道と交差する。旧道と現道が川の左右岸入れ替わる、 旧道はこれまでに比べ2車線分無くなる、写真は振り返って撮影。 現道は慢性渋滞の為、許可時間外にも関わらず渋滞回避のために旧道に進入する車が後を絶たない。

国道428号線旧道 その1・きれいな親柱 現道と交差した後旧道に入った直後に渡河している橋。 写真からも見て取れる様に、親柱と高欄が違う材質であることが解る。 何らかの原因で消失してしまったのだろうか、生憎と架橋年月や 橋名は解らなかった。

国道428号線旧道 その1・高座橋 途中、現道に向けて架けられている橋。 しかし、渡った向こうは現道により寸断され(現道へ上がる階段が認められるが) どういった用途のものかは不明。推測だが、現道の少し下った所に 林道があるため、嘗ては其処へ通ずる道に架けられていたのではないだろうか? 橋名は「高座橋」集落名から取っている、昭和37年3月架。おそらくはRC桁橋。

国道428号線旧道 その1・現道合流 金清橋付近で現道に接続する。この区間の旧道は 時間に関係なくバス・タクシーと許可車を除く終日車の通行が禁止されているが、 こちらは渋滞回避の役目を果たさないので、進入する車は皆無のようだ。