目次道路京都府道526号 談夜久野線ゆずりトンネル

ゆずりトンネル

東側坑門 西側坑門
ゆずりトンネル:北側坑門 ゆずりトンネル:南側坑門
トンネル内部 諸元
ゆずりトンネル:トンネル内部 名称:ゆずりトンネル [地図]
道路:京都府道526号 談夜久野線
竣工:2001年12月
全長:455.0m
幅員:9.75m
施主:西田・古瀬・三丹特別共同企業体
ゆずりトンネル:扁額
昔は分断されていた県道であったが、このトンネルができることにより一本に繋がった。
トンネル上の峠には「婆婆岩(ばばいわ)」という少し傾いた巨岩がある。 5月8日の花の日には山へ入ってはいけないと言われていたが、ある時若者が元気に任せて山入ったそうだ。 しばらくすると一天俄にかき曇り一陣の風とともに山々の木々が激しく揺れ動いた。 このとき岩の周りの木々が揺れ動いていた様が、大きな婆が髪を振り乱し、 袖を翻して「こっちへ来いこっちへ来い」と手招きしているように見えた。 若者は這々の体で逃げ帰り三日三晩「お婆がきたお婆が踊っとる」と熱にうなされたんだそうな。 それ以来、誰一人として花の日には山へ行かなくなり、その巨岩は「御所谷の婆婆岩」と云われるようになったんだそうな。
―トンネル前広場の立て看板より―

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