BPが供用開始する1週間前の11/20に明治鐘ヶ坂隧道&平成新鐘ヶ坂トンネルの 通り抜けトンネルウォークイベントがあった。 木に掛けられていたはずの、クマー注意の看板がない!?
たったこれだけのイベントのためだけに、すっかりと悪路に作り替えられてしまった旧々道・・・ 崩落箇所もこれこの通り、立派に税金により修復されている。
・・・!? あ、あんたたち漢だよー!?
もうね、アホかと。バカかと。おまえらな通り抜けごときで普段来てない廃隧道来てんじゃねぇよボケが。 何か親子連れとかもいるし一家四人で廃隧道かおめでたいな、よーしパパ煉瓦もって帰っちゃうぞーとか言ってなもう見てらんない。 おまえらな碍子やるからその道開けろと(以下略)
飽和量越えているのか湿気でWill-o'-the-Wisp発生しまくり千代子。
例の中央付近の凹んでるトコ、あれ?あんな分厚いコンクリ巻きあったっけか?
やっぱ初代と言えばコレ
ああ、しっかりと埋め戻されてるよ・・・
わざとらしすぎて寒っ、やめようよ・・・
んで、祭りの後の静けさ。翌週のBP供用開始の日にどうなってるのかナーっと行ってきた。 もう既に落ち葉が積もっているのだが、紅葉と相俟って良い遊歩道だ。
やったぜ、柵も何もなく、人も居らず、通り抜け放題、懐中電灯も何も持ってきてないけどね・・・ 埋め戻されても、やっぱ威厳があるよなー
あれほど上の方に思われた寄付者の書かれた銘板も コレこの通り、目の高さに来ている。
こうやってゆっくりとポータルをしげしげ眺められる喜び。
当初、もっと酷い改修を受けてるんだろうなぁ、と思っていたのだが・・・ 結局竣工当時の高さまで埋め戻されたのと、このひび割れの補修のみだったようだ。
しかし、まぁ、改めて見るとぼっこんぼっこんやね
左右の黒ずんでいるところは、水が染み出しているところ。 しかし、まぁ長いこと保っているもんだな・・・ 思えば122年の歳月が経っているのか、 こいつは超のひとことで言えるもんじゃねぇ!! なんてゆーか・・・すっげー・・・すっげーすごかった!!
入って来た口を眺むる。車が通れる隧道にはとてもじゃないが見えん。 ニヤニヤしながら入っていきそうな御仁方は知っているが・・・
まだまだ排水の機能も果たしている。
心細い暗闇も漸く丹波側のお外が近づいてきてホッと一安心
丹波側坑口、威風堂々たる佇まいである。
せっかく撮った時に限って車の流れがない・・・まだ"現道"時代なのに・・・