はらがたわ峠
山辺で国道173号線から分岐する。
[地図]
しつこいくらいに左直角カーブありの標識が並ぶ。
砂原橋で山辺川を渡る、何枚も標識をあげないといけないくらいのカーブではなかった。
今の交通量を考えると、心許ない道ではあったようだ。
山辺の集落から離れ徐々に上っていく。
左折すると再び国道173号線に出られるが、旧道はここを右折する。
国道への一方通行のため、こちら向きには入ってこられない。
[地図]
木々の間を抜ける、中央線が消えてしまっている。
谷間を上っていく。
なにやら新しい道が造られている。
確か、砂防ダムか何かの工事のため道の付け替えが行われたはずだ。
現在は上に見える新道に付け替えられている。
中央線があるので2車線はあったようなのだが、意味をなしていない。
ここで付け替えられた道と合流する。
高度を増していく。
気持ちの良い林間ストレート、これでも2車線あるらしい。
クネクネ注意標識。
右折すると国道173号線へ出られるが、旧道の峠への道は左へ進む。
[地図]
両脇には葉が積もっており、実質1車線しかない。
不法投棄を防ぐためだろうか、車が止められそうなスペースが入られないようにしている。
九十九折り注意標識、いくつかヘアピンカーブがある。
クネクネと上っていく。
陽当たりは割と良い。
警笛区間となっているが、その必要性がわからない緩いカーブ。
旧式の「注意 CAUTION」標識が立っている。
はらがたわ峠に到着。"たわ"も"とうげ"も同じく鞍部をさす名称で、ここはその両方を持っている。
車道とは別に山の中に旧峠が存在しており、原のように平べったいたわであることから、この名が付いたという話もある。
峠を越えると緩く真っ直ぐ下っていく、これから先はどんな様相を呈しているのだろう。
と、思ったら、すぐに視界が開けて2車線となる。
峠の北側は今も生きた旧道で、なんだか拍子抜けだ。
現道に合流して旧道は終わりを告げる。
[地図]